精神科のセカンドオピニオン
セカンド・オピニオンはもらうべきか。
精神科の診断方法は、患者から得られた情報によると考えられます(問診)。もちろん、私のときも、心理検査をしたり、他の病気の可能性を排除するために血液検査が行われました。
主治医の見解
セカンド・オピニオン、サード・オピニオンは当たり前の時代だし、他の病院の医師の診断を仰ぐのは全く問題ないと言います。その際、紹介状は不要とのこと。むしろ、治療情報を与えると先入観で診断しかねないから、無くていいんだそうです。
ネットでは
しかし、他の方に聞くところ、紹介状を貰ってきてくれと言われたという例があるんだそうです。
そもそも同じ症状を訴えて、その情報を基に改めて診断して貰うのは、なんだかお金の無駄のような気もします。
はたして、他の病院に何の脈絡も無く行って、初診で行ったことを繰り返すのはどうなんでしょうか。
精神医学の授業の先生に質問してみたら
セカンド・オピニオンは精神科でも一般的になっているようです。
現在、自分が疑問・不安に思っていることは主治医にちゃんと聞くこと。
聞くことは失礼ではない。それで、きちんとした説明ができない医者はダメ。
まずは、聞いてみる。そして、次にセカンド・オピニオンを求めること。
私の場合は
主治医の処方薬や血中濃度の検査をしなかったことに不信感を抱いたため、大学にいる学校医(精神科医)に相談に行きました。
お金はかかりませんし、診断もして頂けました(セカンド・オピニオン)。そして、自分が次に判断すべき内容を教えてくれたので、とても助かりました。結局、その学校医に紹介状を書いて貰い、別の病院に移ることもできました。
もし、大学生の方がご覧になっていたら、学校医という心強い存在があるので、医学的なことで何か不安があるならば、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
双極性障害の理解を助けるために
双極性障害に関する情報は、ネットにもたくさん落ちています。
その中でも、双極性障害について、特に周りの方に向けた、もちろん自身の理解の助けにもなる、パンフレットなどをいくつか見つけたので、ダウンロードできるサイトを載せておきます。
双極性障害と(躁うつ病)とつきあうために
学会と聞くと文字ばかりの資料なのでは?と思うかもしれませんが、表紙にあるホッコリするイラストからも分かる通り、可愛らしいイラストが載っていて一般の方に向けて分かりやすく書かれています。
項目別(章別)でダウンロード可能です。
双極性障害ABC
■https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/information/download/img/pdf_01.pdf
こちらは上記のものよりイラストが多めです。
病症について漫画で説明しているところもあります。
■パワーポイントver.もあります。こちらはスライドショーになっています。
「治療が必要」ということがよく分かるように工夫されています。
周りの方に理解してもらう場合にもいいでしょう。
その他
うつ病と思ってた。でも…―その症状は双極性障害(そううつ病)かもしれません
■https://app.box.com/shared/0c0vzkd0u6n0f5zyh8et
ラクミタール錠を服用される患者さんへ―双極性障害と上手につきあっていくために
■https://app.box.com/shared/lf84jc5usr7saoavptny
中には病院や調剤薬局に置いてあるところもあるそうです。
他にも有用なアイテム(パンフレットやリーフレット)がありましたら共有をお願いします。