Wieder was gelernt!

―考えることを諦めない―

こころ?

 

カウンセリングをしてくれる心理士さんは、たくさん比喩を用いて気持ちを整理してくれます。今回、なるほどと思ったことを紹介したいと思います。

 

悩むことだって、やる気だって、気持ちのアップダウンは、どんな人にもあることです。(みんな悩んでるんだからって言われると、分かってくれない、いや分かってもらえる訳ないって思いますよね。)気分障害を患っている人にとって、とても敏感なところです。

 

では、実際何が違うかと言うと、「こころの弾力性」が無くなるのです。例えるならゴムです。びよーんと伸びるゴム。一般的な人は落ち込んでもまたびよーんと戻りますが、気分障害の人は、それが硬くなって戻りにくくなっています。そうすると、落ち込んだら落ち込んだまま引きずってしまうことになりますよね。そこで、少しでも弾力性を取り戻すために治療というものが必要なんだとか。 

 

そもそも「こころ」という言葉自体が比喩的ですね。故にドイツ語にするのも難しいそうです。一番近くてHerzgeistでしょうか。こころは難しいです。

 

 

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